利き目がどちらであるかを判定するよりも、両眼でまっすぐ見る位置がどこかを把握することこそ重要です。どのようにすればいいでしょうか?
結論
ピンと鏡を使って、両眼でまっすぐ見える位置を特定できます。その位置の真下にキューを置きましょう。
詳細
いわゆる通常の「利き目の決め方」は必ずしも正しくないことは、先にお伝えの通りです。
ただ利き目はどちらなのかを明らかにするよりも、より重要なのは、両眼で見た時まっすぐ見える所はどこなのかを明らかにすることです。
その方法をお教えします。
100円ショップ等で40x30cm位の鏡を一枚用意ください。このぐらいの大きさがお手頃です。
次に鉛筆もしくはピンのようなものを2本用意ください。縦長の棒みたいなものでも結構です。
食卓テーブルぐらいの高さのテーブルに鏡を置いて、鏡から30cmほど話した位置にピンを1本立ててください。
続いて、2本目は、1本目からさらに30cm位はなした位置に立ててください。
2本のピンが結ぶ直線と鏡の面は垂直になるようにしてください。
さて準備は完了です。
鏡から1.5m位離れて立ってください。
そして鏡を見ながら左右に体を移動させてください。この時鏡に自分の顔が映っている必要はありません。鏡を遠くから覗く感じで、ピンが鏡に映っている状態であれば結構です。
左右に移動するうちに、どこかの位置で、ピン2本と鏡の中のピン2本の計4本のピンが一直線上に揃っている立ち位置があると思います。
その位置で今度は、両足を曲げながら、4本の鉛筆が一直線になっている状態を保ったまま頭を下げてください。
そして顔が鏡に映るまで下げてください。
これでOKです。
さてどうでしょう、自分にとって4本のピンが真っすぐ揃っている立ち位置において、その一直線は自分の顔のどこを通っているでしょうか?
人によっては、顎のど真ん中かもしれません、右目頭あたりかもしれません、左目頭あたりかもしれません。
この位置がその人にとって両眼で物をまっすぐ見ることのできる位置です。
この位置をキューの真上に置きましょう。
これによって常に、両眼で玉をまっすぐ見ることができますよ!