相手がプロなどかなり上手の場合で、プッシュアウトが自分に回て来た場合、
少しでも勝機を見出す効果的なプッシュアウトはないでしょうか?
結論
意図的に、ハイボールでトラブル球をつくるようにプッシュアウトすること。
例えば、9ボールなら、8、9ボールをくっつけるなど。
これにより、試合の局面は、相手が上手かろうが関係なく、8、9番勝負となる。
弱者であっても、試合の局面をコントロールできる効果がある。
詳細
皆さま、プッシュアウトについて、どのような考えを持たれて実施してるでしょうか?
取り出しが難しいように、手玉を的玉から遠くに話したり、少し隠れるようにしたりして、相手と駆け引きをされてるのではないでしょうか?
これは標準的な戦略と思います。
しかし、別の観点から、効果的なプッシュアウトの方法はないでしょうか?
あります!
こんなプッシュアウトは如何でしょうか?
シチュエーションとして、相手がプロやSAなどで、自分よりはるかに上手の場合、一度手玉を相手に回してしまうと、簡単にランアウトされてしまいます。
例えば、B級の中ごろの腕前が自分にあるとしても、普通に太刀打ちしては勝ち目はありません。
いい方法はないでしょうか?
もしこのような相手でプッシュアウトが自分に回ってきたら、こんなプッシュアウトを試してみてください。
手玉を意図的に8や9番ボール等にあてて、例えば、8、9番がくっつくか、かなり距離が近くなるようなトラブルを作ってください。
そうすると、試合の途中でこのトラブルを解消できない場合、試合の局面は、この8、9番勝負になります。
途中、どんなにプロやSAがサクサク球を入れていっても、途中で解消されなかった、この8、9番が局地戦になります。
そして、プロやSAが、このトラブルを崩しに行って、もし失敗した場合、あなたに8、9番が回ってきます。
チャンスです!
普通にしても勝てない相手を、8、9番勝負に持ち込ませることができます。
こうなると、B級の初級から中級の腕前でも、2球いれ倒しで、ラックを取れる可能性がでてきます。
意図的にトラブル球を作るのは技術が必要で難しいですが、懸命にやってみてください。
8、9番でなくても、7、8番でもいいと思います。その場合は、7、8番が局地戦になります。
相手が上手で勝てない場合であっても、頭を使って、戦略的に自分に有利にしてみてください!