シュートする際、視線はどこにおけばいいのか?

シュートする際、視線はどこにおけばいいか迷ったことはありませんか?

どこに視線を置けばいいのでしょうか?

結論

的玉と手玉を繰り返し見ながら、シュートを確認することは共通だが、最終的な目線は、的玉に置くのがメジャーである。ただし、手玉に目線を合わせたり、 キュー先が手玉に当たろうとする瞬間に手玉を意識しながら、同時に的玉もポケットも視界に入れている視線の合わせ方もあります。

詳細

シュートする際、目をつぶっていては、的玉はポケットはできませんよね?

つまり、シュートする際、眼でしっかり確かめることは重要です。

シュートする際、視線はどこに置けばいいでしょうか?

シュートする際、まず大事なのが、的玉を見ながらアドレスに入ることです。

的玉をガン見しながら、入ってください。構えを終えるまで、的玉から眼を放さないでください。

これによって、正確なアドレスを取る確率が格段に上がります。

続いて、予備ストロークをしていくと思いますが、その際の視線は、的玉を見て、手玉を見てを何度か繰り返すのが、
多くのプレイヤーにおいて行われるルーチンと思えます。

その際、手玉は決めた撞点にキュー先が向いているかを、的玉は狙いの厚みに手玉が運ばれるかを確認します。

続いて、ここからが、プレイヤーによって分かれるところですが、見ていきましょう。

1.先ず多くのプレイヤーは、最終的に的玉を見ながら、ショットします。

これは、多くのビリヤード教本でも教えられていることです。野球などでボールを投げる時、キャッチしてくれる相手を見ながらボールを投げますが、
このように最終到達点を目視しながら、ボールを投げることは、人間の運動原理上、理にかなっているのでしょう。
ビリヤードにおいても同様で、最終到達地点(的玉)を目視して、ショットすることは、妥当と思われます。

2.ただ実際は、最後は手玉を見ながらショットした方がいいという上級者プレイヤー(SA)もいます。

タップが手玉に当たる瞬間こそ、重要なのに、なぜ手玉でなく、的玉を見るのかという理屈です。

3.上記1,2のいいとこどりの方法もあります。

これは、視界にいくつかの重要なポイントを収めた上でショットする方法です。

重要なポイントとは、的玉、手玉、ポケット、および手玉ー的玉ーポケットが結ぶ幾何学的な線です。

この4つの要素を、全てガン見しなくていいので、漠然とでも、しかし、意識的に視界の中に収めてください。

もしもうこの時点で、この視界に違和感を感じたら、ショットはほぼ外れます。これは、手玉ー的玉ーポケットのつくる位置関係がおかしいことを、
自分の感覚が無言で訴えている状態です。キューがよがんで見えるなどもそうです。そのような時は、構えなおしましょう。

続いてストロークする際、最も重要視するのが、キュー先が手玉に当たろうとする瞬間とその前後の微小時間です。

ここに最大限に意識を集中してショットすることです。全ての情報が手玉に伝わるのはこの一点(撞点)の時空間のみです。

この瞬間こそはもっとも本質的に重要です。

上記の2に近い考えです。ただその際、手玉をガン見はしません。漠然とですが、的玉も見ています。ポケットの位置も感じています。

手玉だけをガン見すると、的玉もポケットも視界にも意識にも入らないので、これはよくありませんのでご注意ください。

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