試合をやっていると、手玉がポケットにが噛むことがありますよね。
先玉に当てきれずファールしたら致命傷のシーンもよくあります。
どうすればよいでしょうか?
結論
主に4つの対処法があります。
下記図をご覧ください。
詳細
なんて不運なんだ!と思ってしまうシーンの一つが、手玉がポケットに噛むことです。
手玉がポケットに噛むと、手玉のコースが大幅に制限され、先玉に当てられないファールを犯してしまうと、試合では致命傷になる場合も少なくありません。
そんな不運から救う、ちょっとした知恵をご紹介します。
ロバート・バーンのビリヤードスタンダードブック (様々な知識あり、お薦めです) から学んだ知識です。
下記図をご覧ください。
手玉が噛むとはこんな状態です。
手玉がポケットの内側に入り込んでいる為、ポケットの角が邪魔で、手玉のコースが大きく制限されてます。

さてどうしましょうか?
主にAからDの4つの方法があります。下図をご覧ください。
A~Dを実施するための撞点は、下左図の手玉のA~Dの撞点に一致します。

A: 直接ワンクッションで当てにいく
B: ファイブ&ハーフシステムを利用して当てにいく
C: マッセでカーブさせて当てにいく
D: 角に向かって撞いて当てにいく
ここで、A、B、Cは知っている可能性がありますが、Dを知っている人は少ないのではないでしょうか?
このDの狙い方を拡大したのが下図です。

コツは、角の延長線上にEの波線を仮想的に引いてみることです。
そうすると、ポケットからE線上に延長された仮想のレールに対して、手玉をクッションに入れるイメージで撞けますので、先球に当てれる確率が上がります。
少し練習してみますと、思ったより結構当たります。
ぜひものにしてください!