いいキューとは何か

プレイするうえで、いいキューを使いたいのは皆の願いであると思います。

できるだけいいキューを使いたい。しかし、キューは決して安い道具でもないので、あれこれと何度も試すことは現実的に難しいです。

自分に合ったキューと運よくめぐり合わせた人は幸運だと思います。

とはいえ、いいキューを手に取る為に押さえておきたいポイントは何でしょうか?

ズバリ、キューバランスとシャフトの性能です。

キューバランス

キューバランスは、プレーをするうえで極めて重要です。

振ってみて、スーッと真っすぐ気持ちよく振れるキューは、精神的に落ち着きと自信をもたらしますし、

キューが上下にぶれないので、質のいい球を撞くことができます。

逆に、キューバランスが自分に合ってないと、キューが上下に波うち、手玉をとらえるタイミングやインパクトもいまいちで、

精神的にも気持ちよくないし、プレーの質も下がります。

先ず何より、キューバランスには十分注意を払うことが重要です。

いろんなキューのキューバランスを試したい人は、New Art等のビリヤード販売店を訪れて、いくつもキューを振らせてもらい、

納得のいくキューを購入されるといいと思います。

シャフトの性能

これまでシャフトは基本、ハードメープルが使われてきました。

何年も寝かして、反りや曲がらないシャフトは、良品として扱われ、ノーマルシャフトプレーヤにとっては喉から手が出るほど、

欲しいシャフトの用件の一つです。

またシャフトの個性次第で、しなり具合やかたさ具合が変わる為、それが打感やスピンの乗り方に影響します。

そういえば、昔、メウチのキューはしなりすぎてコントロールが難しいなど、プレーヤの間では言われたりしました。

ノーマルシャフトを選ぶポイントは、反りがなく、適度なしなりと硬度をもったものがいいと思います。

忘れがちですが、シャフトの重さにも気を払ってください。キューバランスに影響します。

ただノーマルシャフトの弱点は、トビが出やすいことです。

手玉にスピンをかけようとして、手玉の横を撞くと、手玉は一度横にはじかれます。

そしてカーブしながら軌道がまた戻ってきます。

これを見越しといいます(見越し=トビ+カーブ)。

ノーマルシャフトは見越しを考慮しなければなりません。

総合的にノーマルシャフトの特徴をつかみながら、プレーを続け、なじんでいくことだと思います。

今現在、いいシャフトといえば、ハイテクシャフトです

ハイテクシャフトの走りとしては、プレデター社の314シャフトがあげられます。

これはキューの先端を空洞化させることで、キューの先端の重さを軽減し、キュー先が手玉に当たった際、キュー先が軽い為逃げやすくなり、結果、手玉のトビを軽減させるというものです。

この手のシャフトは各メーカから色々と工夫が加えられ、販売されてきました。

最近は、カーボン製のハイテクシャフトが主流となりつつあり、様々なメーカーから発売され始めてます。

カーボンシャフトはノーマルシャフトと比べて、球のとびが軽減され、パワーがあり、押し引きやスピンがノーマルシャフトよりも楽にのります。

その結果、自分のパフォーマンスを最大級に引き出せるポテンシャルを有します。

そうすると、自分のプレイスタイルが変わってくることに気づきます。

あ、こんな球もつけるんだと気づくと、頭がその球を元にしたイマジネーションを発動し、それが体に繋がり、そのうち、ノーマルシャフトではつけなかった球がつけるようになります。

車で例えると、軽自動車に乗るのとスポーツカーに乗るのでは。同じドライバーでも、車種が違うだけで、走行のパフォーマンスが歴然に違いがでることはわかると思います。

シャフトもこんな感じです。

いや、自分はノーマルがいい!とハイテクシャフトを固辞するプレーヤは昔の人に多いかと思いますが(私もその一人でした、、、)、最近のハイテクシャフトを試してみてください。

自身のプレイステージが上がるのを実感でき、きっと満足すると思います。

私はMezzのイグナイト(カーボンシャフト)は、数あるシャフトの中でも、最高峰の一つと思ってます。

プロも多く使っており、自信をもってお勧めです!

尚、キューバランスとシャフトを強調する為、あえて触れませんでしたが、バットもデザインと打感の観点から考慮したいものです。

特にバットの違いによって、打感が変わってきます。

手に好ましく打感が伝わってくるバットと、割れたように伝わってくるバットなど、色々あります。

気持ちいい打感で撞いた方が、プレーの質は高まります。

撞くたびにエヘエヘと気持ちよくなり、脳から何か物質が出てきて、気分が乗ってきますので^^

ですので、バットにも気を配ってみてください!

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