比較的レール際からコーナーポケットを狙った際、ガタガタで外れることはよくありますが、いったい何が起こっているのでしょうか?そしてどこを狙えばシュート率が上がるのでしょうか?
結論
コーナーポケットの手前の角に接触しないギリギリを狙うことで、シュート率がアップします。
詳細
比較的レール際に近い所からコーナーポケットを狙う際、結構気を使いますよね。
試合などで、ガタガタ!となって、アッ~!となるシーンは誰もが経験があると思います。
実際、コーナーポケットは、真正面から狙うよりも、レール際から狙う場合の方が、ポケット出来る許容範囲が狭いです。
コーナーポケットのどこを狙えば、効果的にポケット出来るでしょうか?
今回も、Dr Dave氏のハイスピードカメラ撮影動画をたくさん収めたBILLIARDS.COLOSTATE.EDUから理解していきます。
まずは外れるシーンからです。
動画はこちらからどうぞ。 Ref. Dr. Dave Alciatore, HSV 3.8 – Corner pocket miss due to near rail deflection pocket rattle out
このように、手前のレールに手球が当たると、ポケットのクッションにはじかれてます。
次にポケットされるシーンから。
動画はこちらからどうぞ。 Ref. Dr. Dave Alciatore, HSV 3.7 – Corner pocket, in off near point
この場合、手球は手前のレールに当たってますが、ポケットの角近くに当たっており、結果、ポケットされてます。
プロの方と話したことがあるのですが、シュート率アップの為、そのプロの方は、ポケットの手前の角をかすめるくらいギリギリを狙いに行くとのことです(実際は、手球を角には当てません。あくまでギリギリ当たらないように狙います)。
このようなことから考えると、ポケットの角をかすめるくらいギリギリの狙い(実際はかすめない)をすることで、シュート率がアップすると考えられます。
特にショットスピードが速い球の時有効です。
ショットスピードが弱い場合、先にポケットのクッションに当てて、ポケットする方法もありますが、ショットスピードが速いと蹴られてしましますので、そのような際は、 ポケットの角をかすめるくらいギリギリを狙うということになります。