キュースピードがあればあるほどプレイの幅が広がる為、ぜひ身に着けたいものです。
効果的な練習方法はないでしょうか?
結論
レストを短くして、キュー出しを早くする練習をすると効果的
詳細
キュースピードは正確なプレーをするうえでも、幅広いプレーをするうえでも重要な要素です。
例えば、特にプロの方のキュー切れは、アマチュアとは違うものがあります。キュー切れはキュースピードに大きく依存し、キュースピードが速いほどキュー切れがよくなる傾向があります。
アマチュアでも、キュースピードを上げる効果的な練習方法はないでしょうか?
金子昇氏の動画に小西さみあプロとの対談があり、さみあプロがキュースピードを上げる練習方法を紹介してます。
レストを短く持って、強く撞く練習が、キュースピードを上げるのに効果的なようです。
瞬発力とか手首の使い方が自然と身に付くそうで、今でもやっているとのことです。
動画で見てみましょう。丁度そのシーンから再生されます(7:57~)。
出典)Youtube 金子昇の道場破り!俺を返り討ちにして下さい -小西さみあ ミニレッスン編-
これを応用して、鏡を使った素振りの練習でも、キュースピードを上げる方法があります。
まずシャフト先端から15cm位の位置にゴムか何かをまいてストッパーを作ります。
そしてスタンダードブリッジのレストを組んでストロークの素振りをしてみてください。
レストからのキュー出しが15cm位になるとゴムがレストに当たってキューが止まります。
レストも短めなので、短くキューを引いてから、そこから15cm以内で、めいっぱいキュースピードを上げてキューを出す動作を鏡を見ながら行ってみてください。ストッパーのゴムが、ビシッとレストに当たる感覚、瞬間的にインパクトのでるストロークの感覚を感じて繰り返してください。そのうち、作動距離が15cm以内という短い距離であっても、インパクトにあわせて、キュースピードを上げることができるようになってきます。
その際の注意は、肘下ストロークで行ってください。
肘から下でピュッとキューを切る感じです。
短い作動距離の中でキュースピードを上げようとして、力を込めて肩ストロークをしてしまうと、過剰なパワーの乗った質の悪い球になりますので、肘下だけで行いましょう。
素振りであっても体が覚えますので、実際に球を撞いた際、肘下でキュースピードを上げて球をつけるようになることを実感できると思います。