試合って緊張しますよね?!
特に試合の始めたての頃など、緊張度はすごいと思います。
緊張して負けた!と言ってしまった方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
果たして試合で緊張することはダメなことなのでしょうか?
結論
緊張することは悪いことではありません。
むしろ必要です。
正確には、適度な緊張はあった方が試合でいいプレーができます。
詳細
試合に出始めの頃って、ガチガチに緊張しますよね?!
初心者~中級者の方は、今現在、そう感じている方もいらっしゃるでしょうし、上級者の方も、かつてそうであったと思います。
試合でガチガチに緊張したらどうなるでしょうか?
皆さん、ご経験があると思いますが、全く球がへたります。
簡単な球もシュートミスするし、ポジショニングなんてめちゃくちゃです。
試合でB級ですといっておきながら、C級レベルのプレーとなり、そんな自分が恥ずかしくなったりなど。
試合の経験が浅いころなど、体感として、普段の練習の10-30%ぐらいに落ちてしまっていると感じる方もざらにいるのではないでしょうか?
そんな時、もう、ビリヤードをやめたくなるほど打ちのめされるものです。
自分にはセンスないから、やめよう、とか、精神がむしばまれて、夜うなされたりとか、、
何かこんな感じってありますよね?!
では、試合で緊張することは悪いことなのでしょうか?
答えは、否です!
緊張することは、よい効果をもたらします。
もう少し正確にいうと、適度に緊張する必要があります。
適度を超えて、過剰に緊張してしまうことが、よくないのです。
なぜ適度に緊張することがいいかというと、その状態に自身があると、プレーへの集中力が次第に高まっていくからです。一方で、プレーに集中することで、自身を適度な緊張感の中に導いていくことができます。その結果、いいプレイをできるとともに非常にいい精神状態になっていきます。
逆に緊張感がないと、どんなプレーになるでしょうか?
皆さま、このような経験はないでしょうか?
今日はなぜか緊張感がなく、とてもリラックスしている。よし、きっと今日の試合は、いい感じでいけるぞ!と臨んでみた結果、あれよあれよのうちに、負けてしまう。手ごたえも歯ごたえもない感じで、試合終了!、みたいな感じです。なぜ自分が負けたかの原因もよくわからない負け方をする、、
これは緊張感がないがために起こる現象です。
緊張感がないと、集中力も高まらず、ゲームへの関心が薄く、プレーの一挙手一投足にメリハリがなく、弛緩したプレーをしてしまうからです。
スポーツにおいては、適度な緊張(緊張しすぎず、リラックスしすぎず)のときにいいパフォーマンスを発揮できるといわれてます。
適度な緊張はゾーンへの入口と考えられてます。
試合前において、緊張しすぎはいけませんが、リラックスしすぎてもいけません。
試合当日、自分がどちらかだけの状態(=過度の緊張 or リラックス)にあった場合、注意が必要です!
自分をコントロールする術については、あらためて別の記事「試合:適度な緊張、闘争心と平静」で見ていきたいと思います。