質のいい球を撞くために必要なことは何でしょうか？
結論
狙った撞点にしっかりキューを入れることです
詳細
狙った撞点にキューをしっかり入れることはとても大事です。
これにより質のいい球を撞くことができます。しっかりとシュートができ、
また手玉の転がり方しっかりと制御されるため良いポジショニングができます。
狙った撞点にしっかりとキューを入れるとはどうゆうことでしょうか？
皆さまは手玉を撞く時、どのくらい意識を集中させているでしょうか？
タップが手玉に当たった瞬間から意識が消えて、キュー先の動きにそれ以上意識がいかない人は初・中級者には多いかと思います。
これはいけません。
大事なのはタップが手玉に接触してから、1cmでもいいので、しっかりとキュー先が狙った撞点に接触し続ける状態を意識し、そして実際にそのようにすべきです。
これにより、手玉を撞いた際に、手に心地よいしっかりとした反動が伝わり、手玉の転がり方も質のいいものになります。
初・中級者の方々の中には、漫然と上・中心・下の大雑把な撞点意識しかなく、漫然とキューを突っ込むので、キュー先がしっかりと手玉をとらえきれず、
予想外のフォローやドローが乗って、手玉の質が軽い感じで、手玉が際限ないように転がっていきます。
この状態では全く手玉を意思通りにコントロールできません。
加えて重要なのは、漠然と上・中・下の撞点を撞くのではなく、上と中の間の撞点、中と下の間の撞点も意識的に撞いていくことです。
このような撞点は、フォローがかかりすぎず、また、ドローがかかりすぎない、回転が制御された質のいい球を撞くことができます。
繰り返しますが、その際、重要なのは、決めた撞点にしっかりとキューを平行に入れきる意思と実行力を持つことです。
上・中・下以外の撞点に、しっかりとキューを平行にいれることは、意識してないと意外と難しいものです。
ただ、これをできるようになると、シュートの質のみならず、手玉のポジショニングレベルと幅が格段に上がります。
上級者によっては、残像が重要だという人もいます。撞点を定めてキューをしっかりと入れっきった後の姿が残像のように残るイメージです。
決してキューをどこまでも入れるということではありません。イメージとして、タップが手玉に当たってから１ｃｍ程はしっかりとキューを前に出しましょう。
