試合に臨むに際してコンディション調整は重要です。
何に気を付ければよいでしょうか?
結論
試合の前
・睡眠
・疲れを残さない
・食事
試合中
・軽食を継続的に
・疲労回復の飲食物と注意したい飲食物
・仮眠
詳細
さあ、今日は大事な試合です。
いい結果を残したい。優勝を狙いたい。
そう思いを抱き望む方も多いでしょう。
ところで、お聞きしたいのですが、勝つために、もちろんコンディション調整はしてきましたよね?
え、コンディション調整? 練習ならいっぱいしてきたけど。
実際、コンディション調整をしてこないプレイヤーはアマチュアには多いと思います。
プロの方は、各人のやり方で、コンディション調整して臨んでいると思いますが。
試合に勝つためには、試合前の練習量だけでは準備が足りません。
ボーニング選手は、少なくとも1週間前から、ジムに通うなどして、コンディション調整に入るそうで、まあまあの手間だそうです。
練習して身に着けたものを当日最大に発揮するためには、事前準備と調整が必要ですよ! というメッセージです。
試合には、最高のコンディションで臨みたいものです。
またビリヤードの試合は、試合ごとに待たされて、ある程度勝ち残った場合、一日近く試合会場にいることになります。当然疲れがたまっていきます。
疲れた状態で球をついても、いいプレイは期待できません。
どうすればいいでしょうか?
以下、試合前の調整 と 試合当日の調整について書いていきます。
試合前の調整について、
以下の3点が重要です。
・睡眠
経験的にわかっている方も多いと思いますが、寝不足は最悪です。
体と頭が重く、プレイが全く冴えません。
前日はしっかり睡眠をとりましょう。
適度な睡眠時間は7時間くらいといいます。
ここは個人差があるので、ご自身に最適な睡眠時間を取りましょう。
睡眠不足はよくないですが、睡眠の取りすぎもよくないです。
私の場合、10時間くらい寝ると、朝起きた時に、逆に体が重く鈍く感じます。
この点は、日頃から自分を観察しておいて、最適な睡眠時間の目途をつけて頂いてたらと思います。
・疲れたままで試合に臨まない
明日は試合です。
練習が足りないからと言って、前日においても、めちゃくちゃ撞きこむ方もいます。
でもこれは逆効果です。
次の日に疲れを残してしまい、いいプレイができません。
前日は思い切って球を撞かずにおきましょう。
撞いても30-1時間以内で、軽く流す感じです。
なんなら、2-3日前から球を撞かないぐらいが、疲れが取れて、体が軽く、いいプレイができるものです。
また入浴とサウナの活用法もあります。
ただ勘違いがあるのは、入浴疲れという言葉があるように、入浴やサウナは、結構体力を消耗します。
汗をかくことは、それだけで体力を消耗するのです。
ですので、試合当日のサウナはよくないです。
入浴する場合も、比較的ぬるい温度で、さっと入るぐらいがいいです。
前日においても、長時間の入浴やサウナは、次の日に疲れを残すのでよくありません。
プロサッカーの方で、前々日にサウナに入ると当日調子がいいという人がいます。
これは前日では入浴・サウナによる疲れが残るので、工夫として前々日ということです。
・食事
前日と当日は胃にもたれるような脂っこいもの、消化の悪い肉類は、避けた方がベターです。
若ければ、一日前に取った食事なので、そう問題ないかもしれませんが、胃が重たくなるなどの経験を持つ方は、前日にこれらの食事は避けた方がベターです。
お酒も控えましょう。
お酒は少量であっても肝臓に負担をかけます。
肝臓に負担がかかると、体全体が疲れを感じますため。
試合中の調整について
以下の3点が重要です
・試合直前に食事をしない&軽食を継続的に
こんな経験はないでしょうか。
食事をとってすぐに試合に呼ばれた際、頭が鈍くて、思うようにプレーできない。
これは消化に血液をもってかれたり、血糖値が上がってしまっていて、頭が冴えないため起こります。
試合直前の食事は、絶対に避けた方がいいです。
その代わり食事は、おにぎりや栄養ゼリーなど消化のいいものを、少量づつ、継続的に食べていく方がいいです。
おなかが減った状態で試合に臨んでも、頭が働かなくて良くないですが、継続的に食事を少量取っておけばこの心配はありません。
試合の合間に、バナナを食べるのもOKです。
よくスポーツ選手がバナナを食べますよね?
素早い栄養補給に効果的です。
・疲労回復の食べ物と、注意のいる飲食物
オレンジなど柑橘類は、ビタミン豊富な果物で、体の疲れを素早くとってくれます。
また饅頭やカステラなど和菓子は消化に良く、適度に糖分が取れるので、頭の疲れを素早くとってくれます。
バナナも効果的です。
ただ注意したい飲食物があります。
ジュースのがぶ飲みはいけません。
スポーツドリンクもそうです。
血糖値が一気に上がってしまい、頭がボーとします。
コーヒーの飲みすぎも良くありません。
一杯くらいのコーヒーなら、カフェインで頭が冴えるので、眠気を取るときなどにいいでしょうが、カフェインには利尿作用があります。
飲みすぎると、頻繁にトイレに行きたくなります。
そうすると脱水症状の傾向になるので、コンディション調整にはよくないです。
・仮眠
試合の合間に、10分でも、仮眠を取りましょう。
これによって、思いのほか、頭と体がリフレッシュされます。
眠れなくても、寝たつもりになって目をつぶって休めば、結構効果的ですよ。
ぜひ、日頃の練習の成果を、試合で存分に発揮できるよう、コンディション調整を大事にしてください!