この動画は見たい!傑作集② 1995 レイズ(フィリピン)vsストリックランド(米国):伝説のジグザグショット! in Sands Regency Open 9-ball 

これまた、レイズとストリックランドの試合です。

ビリヤードをたしなむ方は、一度は見たことがあるのでは、というほど有名なシーンです!

13先取りの試合で、12-12のヒルヒルの最終ラックです。

シーンはレイズが4番ボールをポケットした後、5番ボールが狙えない状況です。

レイズはセーフティーに行きます。

短クッション側にある5番ボールを、反対側の短クッション際にある8番ボールに隠すセーフティーを取りに行ったのですが、5番ボールが8番ボールに当たり、誤って8番ボールをポケットしてしまいます。

そしてそのまま、5番ボールは、7番ボールの背後に転がり、短クッションの真ん中のレール際にとまりました。なお手玉は6番と近接しているため、直接5番ボールを狙えない状況です。

レイズ自身が、強烈なセーフティーを、自身にかけてしまった状態です。

勝負を決する最終ラックにおいて、これはもう、まずいです。

解説者も、ビックトラブルとか、これはひどい!とか何度も繰り返してます。

ストリックランドは、もはや自分の勝利が確定したかのように、天を仰いで喜んでます。

観客の誰もが、レイズ劣勢、ストリックランド優勢を思ったことでしょう。

ここでしばし考え込んだレイズですが、長クッションー長クッションのダブルクッションを経て、5番に当てに行くショットを選択しました。

しかし、ファイブアンドハーフやハーブVのように明らかにシステムに乗っているわけでないし、ライン取りが微妙に的玉でふさがれて制限を受けているようにも見え、通常はかなり難しいショットになります。

当てるのが関の山でしょう。

外れたら論外で、フリーボールのストリックランドは容易に取り切るでしょうし、当たったとしても、ストリックランドのスキルをもってすれば、取りきりや、セーフティーでやり込めることができる展開です。

レイズ、万事休す!

誰もがストリックランドの勝利を想像したでしょう。

しかし!

ここで皆の想像を裏切る展開が待ってました。

あとは、動画をご覧ください^^

ぜひ音声はONで見てください。臨場感が伝わってきますので!

こんなことってあるんですね!

スタンディングオベーション!

やはり神様レイズ。球に愛された、天才です!

勝負を決するヒルヒルで、このイベントとは、ただただ感嘆するしかありません^^

(ストリックランドも、9番オッケー出してるし)

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