9ボールで、9番が短クッション際で、縦バンクを決めればいいが、難しいのでどうしようと迷った際に何をすればいいのか?
結論
必ずアンドセーフを入れましょう。または完全なセーフティーで対応を。
詳細
一日試合をしていると、必ずと言っていいほど、1回はあるシチュエーションが、9番が短クッション際にあり、縦バンクを狙うか、セーフティーを狙うか迷う場面です。
これによって、勝ち負けが決まったり、形勢を大きく左右する場面が多いので、緊張します。
かといって処理が難しいです。
よくあることと分かっているのに、何で練習してこなかったんだろうと後悔を繰り返してませんか?
それはともかく、どうすればいいでしょうか?
長クッションー長クッションに9番と手玉をそれぞれ残すように撞くセーフティーが、一つのセオリーです。
しかし失敗すると、サイドポケット穴前に残ったり、バンクで決められたりしてしまいます。
長クッションのバンクなので、短クッションバンクよりもポケットの確率が高いです。
それが嫌な場合、短クッションバンクをねらうことでしょう。
その際、ご自身は何を考えてショットしているでしょうか?
ポケット出来るようにクッションからの返しを一生懸命想像して、エイヤー!っと撞きますでしょうか?
相応の経験と技術があるか、運があれば、入るでしょう。
しかし外した場合、悲惨なケースが多いです。
たいてい、9番と手玉がまあまあいい位置関係になって、相手にポケットされたりします。
この原因の一つは、クッションバンクする際、順ひねりを入れることが多いので、的玉と手玉が左右対称的的にクッションから走り、それぞれがテーブル上をぐるりと1周して、出会うケースが多い為です。
それならば、どうすればいいでしょうか?
一つは、バンクを狙う際、逆ひねりを入れることです。その代わり、厚みは薄めに狙い、9番に移ったひねりによって、9番をクッションから立たせる感じで撞きます。
この効果は、9番がポケットに向かった際、手玉は逆回転でクッションに入る為、ファーストクッション、セカンドクッションと当たるたびに手玉に、ブレーキがかかり、テーブル上を回周しにくくなります。
その結果、9番がポケットされなかった場合、手玉と9番が離れて残る場合が多いです。
距離が離れているので、相手もポケットは容易ではありません。
もう一つの方法は、セーフティーですが、9番を短クッション際の真ん中あたりに残すように撞くことです。
バンクで反対側の短クッションに運んでもいいし、薄くカットして、9番を短クッションからあまり動かさないようにします。
ともかく9番が短クッション際の真ん中あたりに残れば、かなりの確率において、難球になります。
相手はバンクを狙うか、薄くカットするか、ファインなセーフティーを決めなければならなくなり、困難な選択を迫られます。
試合だと緊張していることが多いので、頭が回らず、その時になって考えてもいい案が浮かびません。
普段から練習をしておいて、この状態になったら、対応できるように準備をしておきましょう。