センターショットの効果的使い方は？
結論
センターショットはフォーム補正に有効です。
長らくやってない方でも、センターショットをやってみましょう。
より一層球が入るように、ご自身のフォームを若干調整されるといいと思います。
詳細
センターショットに始まり、センターショットに終わる、なんて格言があってもよさそうですが、実際スヌーカーの世界ではそのように言われているようです。
さて、センターショットですが、皆様いかがですか？
プレイレベルによらず、センターショット侮るべからず、といった感じではないでしょうか？
特に球を撞きはじめのころは、ひたすらセンターショットをやり込んだ方も多いのではないでしょうか。
ビリヤードにおいて、真っすぐキューを出し、真っすぐの球を入れることは、基本中の基本となる為です。
これでご自身のストロークを形作っていく過程が、センターショットにはあります。
ただ、ある程度うまくなると、こんな言われ方をし始めます。
センターショットばかりやっててもうまくならないよ。
フリをつけたり、ひねりを練習した方がいいよと。
そうやって、やがて皆は、センターショットから離れていきます。
ゲームでセンターショットが効いてくるのは、ローテーションやジャパンでしょう。
なのでこれらを頻繁にプレイする方は、日ごろからセンターショットになじんでいるかと思います。
そうでない方は、もう長らくセンターショットをやってないという方も多いのではないでしょうか。
そしてセンターショットには、ご自身のストロークや狙いが如実にあらわれ、誤魔化しが効かないので、結構心理的にタフな印象を持っている方も同時に多いのではないでしょうか。
ですけど、たまにはセンターショットを撞きましょう！効用がありますよっ！という話です。
ある程度うまくなって、シュート力も上がり、ポジショニングもうまくなってくるころには、御自身のフォームが大体確立されている状態にあるかと思います。
そのようにいい感じでプレーできていると、わざわざ、基本中の基本のセンターショットを日々の練習に取り入れようと意識することはないと思います。
ところがです。そう思っておられる方は、センターショットをやってみてください。
センターショットのシュート率が10割に近い方なら、特にセンターショットを練習に取り入れる効用は少ないかもしれません。
一方で、普段は特に問題なくいい感じでプレーできている方であって、しかしながら、センターショットを思った以上に頻繁に外すようでしたら、そのような方にとってセンターショット練習は有用です。
センターショットによって、御自身のフォームの微調整や補正が効くからです。
もうある程度うまくなっている方は、御自身の基本のフォームがありますので、それ＋α、センターショットが入るようにするには、体のどこに工夫すればいいかを、模索してみましょう。
ちょっと両足を曲げて腰を落としてみたり、左肩を少し入れてみたらフォームが安定し、その結果、センターショットが安定してはいるようになった、など、御自身の中で、フォームの再発見と改善がみられることがあります。
そうすると、センターショットで改善した御自身のフォームを、普段のプレーの中で取り入れていけば、より一層、シュート力やフォームの安定性が上がった状態に持っていくことができます。
ということで、中級、上級者の方でも、たまにはセンターショットをやってみましょう！
思わぬ発見やメリットがありますよ！
