自分に最適なフォームの見つけ方

是非ご自身に最適なフォームを見つけてください!

そうすることによって、B級で長く苦しんでいた人は、A級になれます!

A級の方は、よりパフォーマンスが向上し、SA級に近づきます!

さて、ではどう取り組みましょうか?

先ずは後述の基本フォームを試してみてください。アドレスラインにキューを置くフォームの作り方です。

この基本フォームにおいて、打感、シュート力、手玉のコントロール具合を検証してみてください。

もしこのフォームで、シュート力よし、打感よし、ポジショニングよし、ならそのまま続けて、慣れることでより一層、クオリティをあげてください。

もしこのフォームで、いまいちであった際、このフォームを基本に、足、腰、脇、体軸等を適度に動かしてみて、自分に最適な状態を感じて見つけてください。そしてそのフォームがいいと思ったら、その日の残りは、そのフォームで玉を撞きまくってください。

そしてその最適フォームに再現性があることを確認するために、次の日も同じようについてみてください。

ここで再現性があれば、そのフォームはあなたにとって最適フォームの可能性があります。

日々撞きこんで、体に覚えこませてください。

では、基本フォームは以下です。

1.キューを握った手を右腰のみぞおち付近に付けた状態で、アドレスラインにキューを重ねてください。そしてキュー先を手玉ギリギリに近づけてください。

2.ここから時計をイメージしながら、フォームを作ってください。あなたの真正面は12時の方向です。左肩は9時、右肩は15時の方向をむいているはずです。

3.そしてここから左肩の指す時刻の方向に注目してください。

まず左足を自然に一歩前に出してください。そうすると体が少し斜めになるので、左肩が指す時刻は10時くらいになります。

続いて、おへそを正対した12時の方向から、13時の方向に向けてください。具体的には腰を13時方向にひねります。

これによって、左肩の指す方向は11時くらいになります。

またその際、左つま先は12時、右つま先は15時方向にしてください。

続いて、左手をキューに沿わせながら、スッと左手を前までめいっぱいスライドさせてください。左手前腕はテーブルにピタリと付きます。これにより左半身が固定され安定します。両脚は特に曲げなくても大丈夫です。自然に曲がる程度にしておいてください。

またこれによって、上半身の構えが自然と低くなり、顎がキューにつく感じになります。同時に左肩がおよそ12時方向になります。12時方向とは、つまり左肩から左手のラインがアドレスラインに沿う形でおよそ正面に向くことになります。同時に体が絞られていることを感じると思います。

更には、自然と上半身が低姿勢になることから、相対的に右ひじが上がって、左手のライン、右上腕から前腕のライン、およびキューの創るラインが、きれいな3角形の形になるはずです。

キューを振ってみてください。上半身はしっかりと固定されていることがわかる中で、懐が適度に深みがあることがわかります。

これは上述の右つま先を15時方向にしていることで懐が稼げているためです。

この状態で玉をついてください。

打感は如何でしょうか?シュート力は如何でしょうか?手玉は思った通りの力加減でコントロールできますか?

もし違和感があるなら、両足を少しスライドさせてみて、体全体が安定する箇所、ストロークや打感がいい箇所を探してみてください。

または腰を少し後ろに引いて、上半身の体軸を伸ばしてみてもいいと思います。

腰が固いと、フォームが固くなるので、腰は力を抜く感じでリラックスしてください。

足の長い方は、少し膝を曲げてもいいかもしれません。

如何でしょうか?

このフォームは、基本的にきれいなフォームになっていると思います。私が長年、研究し、様々なプロのフォームについてのアドバイスを取り入れながら行き着いたフォームの造り方です。

鏡や動画を見て確認してみてください。

かっこいい自分が映っていると思います。

右肩が頭の後ろの隠れ、肘、肩、ブリッジが直線に乗っていることがわかると思います。

球をついてみて、いい感じをつかめた瞬間があったら、そのフォームから両足を外さず、何度もその場で繰り返し構えなおしてください。

その時は球はつかなくていいです。何度も何度も立ち姿勢から上体を落としてブリッジを組むまでの動作を繰り返してください。

そして体の形を体に覚えこませてください。

このアドレスラインにキューを置くフォームのとり方は、合理性があります。

よく見られるアドレスのとり方ですが、空中でキューをしごきながら、左足を出してアドレスに入る方がほとんどだと思います。

プロや上級者ぐらい経験があれば、いつも正しいアドレスに入れるでしょう。しかしアマチュアの場合、特にB級プレイヤーは、手玉と体の距離感をアドレスの度に取り違えてしまうので、時に手玉と体の距離が詰まったり、逆に長くなったりします。このためフォームの再現性が乏しく、調子のいいときと不調の時の波に苦悩します。

キューはアドレスラインにおいて、そのキューに体を合わせましょう。そしてそこから自分に最適なフォームを見つけましょう。

以上トライしてみてください。きっと自分に最適なフォームを見つけることができるはずです!

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