さあ、ビリヤード場に来ました。これから友達、彼氏彼女とエキサイティングな時を過ごします。
キューが立てかけてあります。これを貸しキューといいます(ちなみに、自前のキューはプライベートキュー or マイキューといいます)。
キューはどれも一緒だから、さっさと手に取って遊ぼう!、と思うかもしれません。
しかし最低限のキュー選びは大切です。
余りに適当なキューを選ぶと、キューの性質が悪い場合、ちょっとだけ損をします。
そこで、貸しキューを選ぶ際には、二つの点を確認しましょう。
1つ目:タップの状態
タップとはキューの先端についている革製のもので、チョークをここに塗ります。
チョークを塗らないと、キューで手玉を撞いた際に、カスッ!と音を立てて、ミスキューする確率が上がります。
かっこ悪いのでチョークを塗りましょう。またいい感じでチョークをつけれると、かっこいいし、上手い人にみえます。
さて、そのタップですが、通常の良い状態のタップは、半円形状になっており、大体10円玉と同じの曲率をしてます。
このようなタップを選びましょう。たまに、平べったく、手入れのないパサパサしたタップなどありますので、これは避けましょう。
2つ目:キューが曲がってないか確認
貸しキューは、プライベートキューのように大切に扱われてないので、曲がっていたりします。
キューが曲がっていると、手玉を撞いた際、変な方向に手玉が飛んでいくので、まっすぐなキューを選びたいものです。
選び方は、キューを手に取って、テーブルの上で転がしてみてください。
もし曲がっていると、波を打ったような転がり方をします。
真っすぐだと、素直にぶれなく転がりますので、このようなキューを選びましょう。
タップやキューなどの道具は、プレーに大きな影響を及ぼしうるものです。
プロは自分用に調整されたカスタムキューを使いますし、タップは1-2週間でこまめに変えることがあるようです。
中・上級者でも、道具には愛着と共に気を使います。ベストなプレーをしたいからです。
ビリヤード初めのころの方は、道具の差はあまり影響を及ぼさないですが、
キューやタップなどの道具は重要なのだと、どこか頭の隅に入れてプレーを楽しんでください。
そのうち、廉価なマイキューでも購入して、友達に差をつけるのもありかもしれませんよ!